基本はカロリー制限

ダイエットなんて手法は1つしかない。入り口*1を減らして出口*2を増やすだけである。なんて書くといろいろあるとかいわれそうだが・・・カロリー制限以外のダイエットで体重が減る医学的理由はないと考えている*3。ただ、カロリー制限には難点があるため、注意して実行すべきものである。

  • 血糖が下がると脂肪と同時に筋肉もエネルギーとして分解するため、筋力(基礎代謝)が減る。
  • 筋肉を修復する材料が減るので、筋肉痛になりやすい。腰痛や肩こりも含む。
  • カロリーが減っても必要なビタミン・ミネラルが減るわけではないため、深刻なビタミン・ミネラル不足を引き起こす
  • 便の嵩が減るため便秘になりがちである。
  • 食を急激に減らしすぎると人体を保護するために、食欲が増進し体内吸収が増える。*4

一般に有酸素運動が推奨されるため誤解されていることが多いが、有酸素運動は運動が好きな人には有効だが運動が嫌いな人にはストレスが増え足かせになる可能性がある。有酸素運動で消費するカロリーはフルマラソンレベルを毎日できる人でなければ基礎代謝に遠く及ばない。あきらめたほうが懸命である。
私は運動嫌いということもあるが、有酸素運動による基礎代謝の増加には懐疑的な立場をとる。有酸素運動を毎日やったら日常生活に支障をきたすからだ。やめろとは言わないが、『筋トレ*5もしなさい。』と言うことにしている。筋トレができなければストレッチやヨガでもいい。柔らかい筋肉は硬い筋肉よりも基礎代謝が大きいため、また筋トレ時の怪我を防ぐ効果も期待できるため、ストレッチをして筋肉をやわらかくしてから筋トレをするのがベストだと考えている。
もともと人間の標準的体型は筋肉ムキムキである。それは東洋も西洋もなく毎日必要な食を維持するためには狩猟であれ農作業であれしなやかで強い筋肉がないとできないからである。
昔の人は冷え性が少なかった。現代人は低体温症が多い。これも筋肉が減退し筋肉の発熱量が減少したための現象である。標準体型の大幅な変化は決して遠い昔の話ではない。ここ30年ぐらい筋肉を使わない仕事が急増したからである。現代人が健康ですごすためには筋トレが必要となっているのである。
カロリー制限の難点の克服法として、私はAJINOMOTO*6アミノバイタル*7を薦めている。ダイエット中や体が疲れたと感じたときだけタブレットのものを寝る前に8錠*8にして調整している。アミノバイタルプロテインと違って代謝で流れてしまうので多少とりすぎても大丈夫である。*9
個人的に体に筋肉がつきやすい体質であるのと、DDR*10やキックボードやHEELYS*11に夢中になる性格のため、あまり意識して筋トレをしたことはない。そのため筋トレについてはあまり語れないが、首筋については緊張型頭痛克服のため多少やっている。強いだけならともかく、しなやかな筋肉にしなければならないため頓挫しかけている。

*1:

*2:消費カロリー 排泄物ではない

*3:私は医者ではない。

*4:ホメオスタシス

*5:無酸素運動

*6:http://www.ajinomoto.co.jp/

*7:http://www.aminovital.com/

*8:通常量の倍

*9:もちろん代謝のためには水分も必要なため、水分は十分に摂取する必要がある。脱水はダイエットより危険である。

*10:KONAMIDance Dance Revolutionというアーケードゲーム プレステなどにも移植された。 http://www.konami.co.jp/am/ddr/

*11:かかとにローラーのついた靴 http://heelys.jp/