宗教観はスポーツにも影響を与える。

金メダルを取る選手が順序や序列を嫌うという奇跡は他国にはありえるだろうか?日本という国はそんな奇跡のようなことがおこる。そして今朝もそれはおこった。アイススケート女子フィギュア金メダリスト荒川静香さんは、序列がつくことを嫌う性格だそうだ。興味があったので朝まで起きてみようと思っていたが、仕事疲れで寝てしまった…残念だ…
日本はアメリカ流スポーツ科学で身体能力の向上を図ってきた、ところがアメリカのスポーツ科学キリスト教を前提としているために、メンタル面を科学する必要がない。日本がスポーツ科学を導入するのは時代の流れというものではあるが、日本人向きのメンタル面の科学というものが忘れられているように思う。アメリカではメンタル面は基本的にリラックスを徹底して教え込むが、日本人でアメリカ流リラックスを学んだ選手がメダルをとったことはないように感じられる。
日本人と他の民族の大きな違いとして、宗教観が一番大きなものだと思う。他国から何を導入してもこの部分だけは変わらない。そろそろ日本流のスポーツ科学を考えるべき時期にきているのではないだろうか?