予感は的中したと思われる…
予感というのはここの2月1日の日記のこと。
http://d.hatena.ne.jp/ezakicoo/20060201/1138783846
房総半島の先の戦跡を見学してきた
NPO法人の方々が案内してくれて、見学そのものは濃密で面白かったことを先にお断りしておきます。以下は気になる点としてあげておきます。
今回のNPO法人について
今回の房総半島のさきっぽの戦跡を案内してくれたNPO法人の設立者も共産党の機関紙によく出てくる人のようです。案内してくれた人は情報が浅く反証などは知らないようなので、質問はせずに聞くに徹していました。数字とか未検証*1のものを垂れ流していますし、言っていることは日本軍の疑惑に終始して真偽はナゾ*2と言います。現在のところ歴史学的な資史料としての価値はないと考えたほうがいいでしょう。
NPO法人を設立するにいたった契機は、案内してくれた人は「従軍慰安婦の碑を見たから」と言っています。従軍慰安婦については座学にて「軍隊がそれ*3をやった。」と言っていますし、従軍そのものが無史料*4であることは知らないようです。情報取得のアンテナがあさっての方向へ向いちゃっている人ということでしょう。
彼らと同手法・同視点で彼らを見れば、彼らの言う日本軍と彼らが同じだということがわかりやすいかもしれません。たとえば彼らのことを“捏造に突き動かされて作った共産系のNPO法人が一般人を洗脳しようとしている疑いがある”といったらどうでしょうか?証言だけの危険性や多角的な資史料の検討が重要であると彼らですら言い出すことでしょう。戦跡保存そのものには地権者等各方面の理解があればなんら意義はありませんが、それ以外のことはしていただきたくないものです。