タバコの毒性とニコチンの有用性
タバコはあらゆる面から有害です。これに異論をさしはさむつもりはありません。それに他人の体にとってはいいことはいまのところ1つもみつかってはいないというのもあります。
ただ、これには例外があります。タバコによるリスクもあるが、タバコを吸っている習慣のある人は有用である場合があります。その場合には禁煙をすると自律神経系の病気を発症する可能性すらあります。突発的な禁煙もまたリスクであることを知らなければならないのです。
タバコの習慣性
タバコがないと落ち着かない人はタバコの中の物質であるニコチンが脳に作用しています。ニコチンは常用するとシナプスの間の情報伝達ホルモンを助ける働きをします。そのため、シナプスの情報伝達が活性化して頭がすっきりします。
タバコの毒性とニコチンの安全性
ニコチン自体は常用性があるぐらいでさほど体に悪いものではありません。むしろいい効果もありますし、成長時の肉体でなければこれほど無害なものも少ないと思います。ただ、タバコには他に何百もの有害物質がたくさんありますので、そのリスクは負います。
禁煙のリスク
タバコをすう習慣のある人がいきなり禁煙をすると、情報伝達能力が弱まります。そのまま何もなければいいのですが、ストレスがかかり続けると自立神経系の病気を病んでしまうこともあります。これがタバコをやめる一番のリスクです。医者の一部はこの因果関係について理屈としては知っていながら研究したり学会発表する人はいません。
SEをやっている友人が医者にストレスを相談しに行ったらあっさりと「君はタバコを吸わないからいけないんだ。」と言われたと言っていました。看護婦に喫煙する人が多いのも、ストレスが強いからでしょう。今のところストレスの多い仕事とタバコは切っても切れない関係にあるのです。
禁煙と喫煙
安全な禁煙の仕方
ニコチンがなくなると脳内の情報伝達ホルモンも不足を察知し数週間〜半年ぐらいかかかりますが、徐々に増量するようになってきます。それまでの間、ストレス発散する手段を持っている人はよいですが、なければニコレットなどのニコチンガムに頼るのも1つの手です。徐々に量を減らしていけば安全なソフトランディングが可能だと思います。
禁煙したくない方へ
- 吸う場合
- 吸い続ける間中リスクを負うことを覚悟して年に1回の検査をする。
もちろんマナーは守った上でね。 - 吸わない場合
- やめるときのリスクを知って注意しながらやめる。
がいいのではないかと思います。